続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

学校教育と電卓

学校教育と電卓


 外国ここでは欧米諸国の数学教育が優秀とされる根拠の一つに、九九を覚えなくても電卓を使って計算し、思考に時間を当てられるから。


 九九は歌のように語呂合わせにして覚えられる日本語と、3かける4は12というような表現をする英語などの言語と比較しても的外れである。


 私が小学校の時に先生から習ったのは電卓を使うと計算能力が落ちであった。とにかく小学校の算数は筆算での計算が中心で、珠算は仕組みだけであった。


 算数の計算問題に珠算を使わないのは、そろばんを使うことによって計算能力が落ちるとお役人や学者が考えたのであろうか。


 日本語は数字を語呂合わせできる言語であるから、九九が覚えやすい。それが教育が優秀または優秀でないと比較する道具とは完全に異なる。外国人は会計で暗算ができない暗算ができる日本人は優秀と言うのと一緒である。  暗算は人間の疲労状態により間違えることもあるから計算器具によって早く正確にすることが求められる。暗算ができるから優秀というのは誤りである。


 計算ドリル中心の小学校の算数教育も、計算の構造がわかれば桁数が多い筆算は電卓に任せてもいいと感じている。