続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

円周率何桁あれは大丈夫

円周率何桁あれば大丈夫


 ゆとり教育と言われていた時代、マスコミも円周率3で教えるの一時非難をしていた。実際は都市伝説とも言われている。中学から高校時代、数学では近似値の3.14を使うよりも記号のπを用いていた。


 さて、円周率。小数点以下何桁あれは事足りるだろうか。工業製品や宇宙探査に用いないかぎり、3.14で十分。もう少し欲しければ、6桁で十分。これは、円周率の近似値113分の355が3.141592まで合っている。


 直径1メートルの円周は、3.14を用いると、3.14m、3.141592を用いると、誤差約1.6mm。


 円周1メートルの直径は、3.14を用いると約0.31847m、
3.141592を用いると約0.31831mとなり誤差は約0.16mmとなる。


 円周や直径を大きくすると誤差も目立つようになるにしても、日常生活で直径1キロメートルの円周を測ることはまずなく、自動車の走行距離計で測ったとしても100m単位であるから、違いはほとんど判らない。


 0.14の部分が手計算で面倒なら22分の7の近似値を使おう。


 半径5センチの円の面積を手計算で5×5×3=75を求め、5×5÷7を求め、有効数字小数点以下第1位まで用いて、3.5を加えて78.5平方cmが求まる。


 0.14をかけるよりも、7で割ると早い場合がある。

 ※5×5÷7
 整数部
 25÷7=3余り4
 小数点以下第1位
 余り4を40とみなして、
 40÷7=5余り5
 よって、3.5。