続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

木曜日の朝

 木曜日の朝。10月も終わりに近づいた。この頃になると、お歳暮、おせちの重箱、クリスマスケーキの予約票を見るようになる。これらの予約ノルマで悲喜こもごも。数値ノルマ絶対の上意下達の企業は、従業員が注文し買取る《自爆営業》で数値ノルマを達成する。この言葉は年賀はがきのノルマに苦しむ郵便局員から来ているとのこと。上が決めた数値ノルマさえ達成すれば良い、これは採算など考えていない。企業は縮小再生産しているだけである。
 数さえ上げれば良いの結果は破滅的状況を迎えることもある。企業から国家まで調べて見ればいくらでもある。きょうも、数値ノルマは常に生まれ、数値が一人歩きを始め、末端を苦しめる。