続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

平成生まれをコケにするクイズ番組


 平成そして2010年代を飛び越え、ようこそ2020年代。これからは平成生まれが社会の中堅へ。


 昭和正確には昭和後期生まれの芸人ども平成生まれの人々にクイズを出し、こんなことも知らないのかとコケにする番組。これが頽廃(たいはい)の象徴。昭和後期と平成の30年間と時代背景が異なる。


 これから日本を担っていく世代をコケにする。吉本興業流の誰か蔑み笑いを取る十八番は、すでに時代遅れであり、昭和後期生まれの優位性を見せられないとは、栄光から衰退期に入ったこの国の技術を地で行っている。テレビメディアが今様に言えば《オワコン》つまり消えゆくのは理解できる。


 平成の30年間は、昭和以上に大きな変化だった。平成生まれをコケにしている芸人どもは、平成の変化についていってないのである。
 平成生まれはどんな21世紀を作るか。栄光を取り戻すか、暗澹たるものにするか、それは昭和後期生まれの責任である。