続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

漢文訓読

 漢文訓読は高校古典でおなじみ。言語構造が全く異なる文章を自国の言語構造に合わせの古典にしてしまったのは、数年前からバラエティ番組に登場する


 ニッポンスゴい スゴいですね


 に値する発明。残念ながらニッポンスゴい番組にはなじまないのかやらない。


 高齢の親が韓流ドラマ特に史劇に夢中である。NHK大河ドラマ見ないのに専門チャンネルのKBSの大河ドラマは夢中。ネトウヨから見れば反日認定ものだが、コンテンツが面白いから夢中になるのである。
 豊臣秀吉の朝鮮出兵あたりの史劇にたまに登場する侍の姿や剣術にはツッコミどころ満載である。これは両国に残る歴史観の相違かと考えられる。


 その史劇の中に漢詩の字幕が登場する妓生が主人公の《黄眞仁》。日本語字幕は読み下し文かと思えば、漢詩字幕に併記している現代韓国語を翻訳したものと思われる。また、学校で先生が生徒へ論語を読んでいる反面が出ている。韓国語はわからないが漢文を訓読しているような発音はないと感じググってみるとやはりだった。


http://hangulnara.jugem.jp/?eid=32


 文化の違いを垣間見えた。漢字の扱いを自国の表記体系に組み込んだか、外国語にしたのかの違いである。扱いが外国語であった韓国語は容易に捨てられたとも考えられる。