続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

自粛ムード

 新型コロナウィルス、感染初期のマスコミが流していた《正しく怖がる》は、マスコミ自身の感染発生速報祭りで捨て去られた。2月20日頃までに《正しく怖がる》を言うマスコミは消えた。


 いくら政権にゴマをする御用記者、御用芸人と御用マスコミが都合が悪い部分をぼかそうとも、毎度毎度の重い腰が災いして、マスコミの速報祭りと、いきなり行事を控えよと発表する姿から、政権と官僚の後手後手がすでに露見している。ウイルスは忖度しないのである。


 危機管理能力が低いとわかったから、御用記者や芸人が政権批判しているように見えない。やはり政権につくことでいつまでも、ぬるま湯や甘い汁を吸いたいのであろう。一生懸命擁護してもウイルスは忖度しないのである。


 どさくさに紛れて有事に総理大臣に権力を集める自民党改憲案をゴリ押ししたいともくろんでも、新型コロナウィルスの対処が後手後手の低い危機管理能力とバレたから、簡単に発議して国民投票に持ち込んでも、完膚なきまでに打ちのめされるだろう。ウイルスは忖度しないのである。