プチコン4~金種計算・改
前回、作成した金種計算。
計算の部分を短くしました。
一画面に収まるようにしました。
・計算例
さて、この計算を一発でさせるには、どのような手順を踏むか、電卓を使って操作させました。
《
ご破算(AC)を押した後に、《÷余り》キーを押し、画面に《商》を表示させます。
計算手順
1 金額を入れM+を押します。
2 《÷余り》を押し置数した金額の最大金額金種、イコールと操作します。
例えば、16,666円なら10,000円で剰余計算します。表示は、1-6,666となります。
3 商をメモしたあと、×キーを押し、先程の除算した金額、M-、MRと操作します。
先程の、16 666円の場合は、×10000,M-と操作します。
4 MRを押し、表示されている最大金種で剰余計算します。
6,666と表示されていたら、÷余り5000=と操作します。1-1,666と表示されます。
5 商をメモしたあと、手順3の操作をします。
×5000,M-と操作します。
6 これらの手順を5円まで繰り返し、5円で割った余りが1円の枚数になります。
》
あまり計算電卓以外にも、このようなスライドスイッチがある電卓でも可能です。
※UPがある機種もあります。
あまり計算電卓の手順と同じにするには、スイッチを、次のようにします。
端数処理:F,UP,CUT,5/4スイッチ CUT・・・切り捨て
小数点以下桁数:4,3,2,1,0,ADD2スイッチ 0
これで小数点以下は切り捨てになります。
電卓の操作を自動化させたのが、プチコン4で作ったプログラムになります。
プログラミング教育は論理的思考をつけるとありますから、パソコンやタブレットPCを慌てて買い揃えずとも、子どもなら持っているゲーム機のプチコンでも十分にできます。