続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

プチコン4~金種計算・改

 前回、作成した金種計算。

計算の部分を短くしました。

一画面に収まるようにしました。
・計算例

さて、この計算を一発でさせるには、どのような手順を踏むか、電卓を使って操作させました。


 ご破算(AC)を押した後に、《÷余り》キーを押し、画面に《商》を表示させます。

計算手順


1 金額を入れM+を押します。

2 《÷余り》を押し置数した金額の最大金額金種、イコールと操作します。

 例えば、16,666円なら10,000円で剰余計算します。表示は、1-6,666となります。

3 商をメモしたあと、×キーを押し、先程の除算した金額、M-、MRと操作します。

 先程の、16 666円の場合は、×10000,M-と操作します。

4 MRを押し、表示されている最大金種で剰余計算します。

 6,666と表示されていたら、÷余り5000=と操作します。1-1,666と表示されます。

5 商をメモしたあと、手順3の操作をします。

 ×5000,M-と操作します。

6 これらの手順を5円まで繰り返し、5円で割った余りが1円の枚数になります。




 あまり計算電卓以外にも、このようなスライドスイッチがある電卓でも可能です。

※UPがある機種もあります。
 あまり計算電卓の手順と同じにするには、スイッチを、次のようにします。
 端数処理:F,UP,CUT,5/4スイッチ CUT・・・切り捨て
  小数点以下桁数:4,3,2,1,0,ADD2スイッチ  0
 これで小数点以下は切り捨てになります。


 電卓の操作を自動化させたのが、プチコン4で作ったプログラムになります。


 プログラミング教育は論理的思考をつけるとありますから、パソコンやタブレットPCを慌てて買い揃えずとも、子どもなら持っているゲーム機のプチコンでも十分にできます。