続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

7と13

7と13


 この2つの素数は世の中に関わっている。


 7はラッキーセブン、一週間の日数、そして、初七日や四十九日にも7が含まれている。円周率の近似値のひとつ22分の7にも7がある。以前、コンピュータに使われていた8進数は、0から7までの数字を用いていた。7の次は繰上がりとなる。


 13は、キリスト教圏では意味嫌う数字。4と9を忌み嫌う日本と同じ用法。こじつけではあるが、4と9を足すとそれになる。忌み嫌う数字であっても、7×13は52。一年は、52週間と1日強。トランプのカードもジョーカー以外のカードの組合せは13×4と13が隠れている。パン屋の1ダースも13。


 一時期、世界の終末にいきなりデビューさせられたマヤ暦、アメリカ大陸にあった文明は、13と20が登場する。260日の暦は、13×20であり、365日の暦と組み合わせて、干支十二支のような使い方をしていた。


 世の中に使われている数字、素因数分解すると7と13がひょっこり登場する。ここから数学が面白いと思えばしめたものである。