エールの異世界昭和
エールの異世界昭和
奇をてらう斬新なコントもといドラマを狙うNHK朝の連続テレビ小説《エール》。
コントに主眼を置きすぎて、面白ければ細かいことは問題ないという姿勢が顕著である。
古関裕而先生をモデルとした生き様と紹介しているのであるから、主人公の心情を重厚に描いて欲しいところであるが、おどおどした主人公、うるさくドタバタコントを繰り広げる妻、目立ちすぎる脇役と、随分、適当な作品にしたものと思う。
朝ドラ史上初の描写を3つ紹介したい。
1 出征兵士が日章旗をマントにする。
2 襷をしていない国防婦人会。
3 戦時中のカレンダーが西暦。