電卓のMRキー
電卓のMRキー
メモリキーの1つ。機種によってMRCキーになっている。この場合、1度押しでMRと同じ意味となる。
機能はメモリの内容を呼び出す。画面表示にMまたはMEMORYが点灯していれば、記憶されている数値を呼び出し、点灯していなければ0を呼び出す。
計算中に押すとメモリに入っている数値を呼び出してそれを計算に使う。ただし、すでに入力されている数値に押すと、画面の数値が消去され、メモリの数値に置き換わる。
ただし、MRを呼び出し、次の演算子キー、=、メモリキーを押さない限り、未確定状態になっている。この状態で数値を入力するとメモリから呼び出した数値が消去される。
例 数値X+数値Y,MR=数値Xにメモリ内の数値を加えた値。
数値X+数値Y,MR,数値Z=数値X+数値Z
この仕様を利用すると、置数訂正キーがない、一部の激安電卓において、置数訂正の代用となる。