続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

電卓 置数訂正キー

電卓 置数訂正キー
 計算中入力した数値をいったん取消すためのキー。押すと入力した数値が全て消される。消されたあと改めて数値を入力する。


 ▶(右シフトキー)も入力した数値を1桁訂正することができる。ただしこのキーは、電卓の表示桁以上に数値を入力して桁あふれエラーが起きた場合の解除に使われる。


 電卓の表示桁以上に入力すると桁あふれエラー起こすのはシャープの一般電卓の多くに残っている。


 置数訂正キーは、CASIOではC、CANONはCI、SHARPではCEである。CEはクリアエントリの頭文字である。


 安い中国製の電卓、100均電卓の一部には置数訂正キーを持たない機種がある。オールクリア押して計算やり直せばという考え方であろうか。ないのとあるのでは計算効率が違う。

 回避策としてMRキーを押すと書いていたブログがあった。記事の内容は、
置数訂正キーが無い電卓を入手してしまった、MRを押せば代用になる。




 MRを押すと、現在入力中の数字がメモリの内容に置き換わる。


 例えば、10+20と計算するところを10+30とした場合、置数訂正キーがあればそれを押して20を入力する。

 置数訂正キーがない場合、30と表示されている時点で、MRを押す。MRCの場合は1回押す。メモリの内容が呼び出される。


 MRが押された段階呼び出された数値は《未確定》状態になっている。四則演算キー、=キー、M+,M-キーを押して確定する。


 未確定状態では、新たに数値を入力が可能である。これはメモリが0であろうが数値が入っていようが、MRを押して、正しい数値を入れ計算が続けられる。


 例題の操作はこのようになる。
 10+30,MR,20


 置数訂正キーがない電卓をお持ちならば試して欲しい。