【電卓】今はない仕様やキー
今はない電卓の仕様
一般電卓の使用は、定数計算と%計算によって、CASIOと非CASIOに分けられます。また−0と平方根の仕様から非CASIOは、SHARP系とCANONに分けられます。
これは、2021年現在発売されている一般電卓での分類。これまで発売された電卓では、当時の実機や説明書が無いとわからないキーや仕様があります。それでは、分かっている範囲で現在は見られない仕様を上げていきましょう。
1 電源投入後の表示
1970年以前の電卓の多くは電卓を投入すると全桁0が点灯しました。現在は不必要な0は点灯しない設計になっています。これをゼロサプレス(0抑止)と呼びます。
2 負数の処理
例えば8桁の電卓で負数の8桁になった場合、桁あふれエラーを起こす機種がありました。現在この仕様はありません。
3 桁あふれエラー表示
現在、桁あふれエラーは、上位桁から表示します。古い電卓には下位桁から表示するものがあります。
4 定数キー
古い電卓にはKと表示されたキーを持つものがありました。定数キーです。ただし、実機を所有していませんから使い方は、わかりません。
5 ⊿%
デルタパーセントと呼ばれるキー。このキーを持つ電卓がありました。これも実機を所有していないため、使い方はわかりません。
6 X→Mキー
表示されている数値をメモリに入れるキー。計算中に押しても計算は実行しません。かつての関数電卓に備わっていたキー。現在の一般電卓ではどのメーカーもついていません。
7 ÷√兼用キー
数値の後に押すと除算として、先に押して数値を入れ、=に当たるキー押すと平方根として機能する電卓があります。この電卓は加算器式です。
