続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

CASIO電卓 2つの税率でのお買い物計算

 10月からいよいよ2つの税率でのお買い物。ポイントが還元されるから、どうせ慣らされるからと諦めている方もいる。北欧のように税率が高くとも、福祉政策はバッチリと見えかねる。ポイント還元と言っても、朝三暮四のような気がする。


 電卓メーカーが、W税率電卓を揃え、増税準備完了。
 では、今までの電卓は使えないかと言えば、そうではない。
 税込キーは、×(1+税率)の操作をあらかじめ登録しているだけである。税率は、%表示であるから、100で割ることをお忘れなく。この仕組を覚えておけば、税率キーがなくとも、W税率もどんと来い。


 それでは、CASIO電卓を使って計算してみよう。
(考え方)

 これは、CASIO NS-2/NS-3電卓説明書。1985年頃発売の電卓。この中の応用計算問題の《請求書計算》を発展させる。


GT(総和Σ)キー なしの計算法。
税率キーは用いない。ACキーとMC(MRCの場合は2回)を必ず押す。


1)8%対象の商品を選び、金額を加算し、× 8 % + M+と操作する。%を押した時点で、税金、+を押すと、税込み金額が出る。その後、M+を押す。
2)10%対象の商品を選び、金額を加算し、× 10 % + M+と操作する。%を押した時点で、税金、+を押すと、税込み金額が出る。
3)総合計を求める。
  MRを押す。



GT(総和Σ)キー ありの計算法。
税率キーは用いない。ACキーを必ず押す。


1)8%対象の商品を選び、金額を加算し、× 8 % + =と操作する。%を押した時点で、税金、+を押すと、税込み金額が出る。
2)10%対象の商品を選び、金額を加算し、× 10 % + =と操作する。%を押した時点で、税金、+を押すと、税込み金額が出る。
3)総合計を求める。
  GTを押す。