続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

メイドインジャパン


 TBSの #ニッポンスゴい 番組。レギュラーになる前は、温水洗浄便座を海外に持って行き、《ニッポンスゴいわね》と吹き替え。温水洗浄便座はTOTOが開発したものだが、この番組は、INAX製がよく登場する。この製品、Wikipediaを見れば廉価帯の中には、韓国企業のOEMもあることが分かる。なお、社会基盤が整備されていない国には持って行かない。猫に小判だから。


 日経新聞などの経済紙を読んでいる方はお気づきかも知れないが、日本の得意分野だった白物家電の現状はどうだろうか。
 米中貿易戦争の一つに通信分野5Gの覇権争い。スマホの占有率見るとどうなっているだろうか。ガラケーの時代は電機メーカーがしのぎを削っていた。スマホはどうだろう。SAMSUNGの文字を見たら、卒倒してしまう方が企業が五本の指に入っている。私が使っているSHARPだって、台湾資本。


 ニッポンスゴいは、高度経済成長時代からバブル時代まで。昭和の栄光である。革新的発想で次の時代を先導していくもの、制度、文化を作り上げて行かないと、陳腐化し潮流から乗り遅れる。気がついたら、世界の誰からも振り向いてもらえなかったでは目も当てられない。
 さて、この番組。現地の人に《ニッポンスゴい》は言っている部分、吹き替えられて、本当にニッポンスゴいと言っているかは不明である。現地の声が分かる程度の吹き替えでは、原語と翻訳の矛盾を突かれるおそれもある。
 ニッポンスゴい番組は、過剰な演出をする、通販番組としてたしなむのがいいだろう。また、日本という漢字ではなく、カタカナは共通している。そのことからも、現状の日本と、番組制作側のニッポンは乖離、つまり《異世界》であると言えよう。