続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

疑問符

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 コロナ緊急事態すでに1か月が経過した。都道府県によって対応を変えている。


 多くの感染者を出している福岡県と交通が密で特急や高速バスが30分に1本運転、クルーズ船も毎日のように来て、観光客がバスに分乗していたのは3月までの風景だった。


 中国で猛威を奮っていた頃に開催された《長崎ランタンフェスティバル》は、中国からの雑技団の来日は中止されたが、観光客の数十万単位の人の移動があった。


 しかし、長崎は17例。緊急事態宣言で人の流れが止まるまでに、数百万単位の人の移動があった。発症したものは、他県に行ったか他県から居住した。留学を切り上げたという経緯だった。


 隣県の佐賀県。福岡県との結びつきが強い。ここは感染者が長崎県よりも多い。この差は何であろうか。


 ニュース記事を整理すると、中国由来のウイルスはダイヤモンド・プリンセス内で集団感染し、このウイルスは抑えられている。現在、流行中のウイルスは欧州由来のものであるとされている。4月に往来を止める前に、数万単位の移動があったはずである。


 整理したニュースから判断すると、集団感染は病院、福祉関連施設、こもりやすい飲食店。インフルエンザと類似している。


 このウイルスは、インフルエンザと異なることは《飛沫感染》とされていること。移動によって持ち込まれるのは、インフルエンザも同じである。福岡県とつながりが大きい、県境で接している長崎、佐賀、熊本、山口の感染者数の違いはなぜだろうか。


 ウイルスが全く持ち込まれていないは考えにくい。


 考えられることは、その1に、手洗い、マスク着用の衛生観念が上がって、ウイルスが抑えられている。これはインフルエンザ集団感染のニュースが皆無に近いことも伺える。


 その2に、症状が風邪とほぼ同じで、風邪としての症状が出ても、治癒してしまっている。無症状で検査して感染が分かったというニュースが物語っている。


 その3は、既存の細菌またはウイルスの変異種を《新型》と称してマスメディアが騒いでいるだけではないのか。今回のウイルスから回復し退院した人々の治療と処方薬のニュースは、酸素吸入と人工心肺は伝えられるが、抗生物質などの投与は全く報道されていない。そのことから既知の細菌、ウイルスを新型コロナとマスメディアが騒いでいるだけと勘ぐる。


 ニュースを丹念に集め、精査するとこの新型コロナは正体が見え隠れする。確実なのは、五輪開催にこだわるあまり、政府の公衆衛生施策が失敗している。その失敗を自粛要請で国民に押し付けていることである。