続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

電卓の消費税キー


消費税キー


 電卓についている消費税キー。税込を押すと消費税分を増して合計を出す。金額×(1+税率)の式が登録している。税抜ボタンは×を÷に変えたもの。


 この公式を利用して、円周率キーにしてみよう。


 公式から円周率を100倍して100引けば円周率の近似値になる。なぜ100になるか、それは、消費税10パーセントの場合、金額の110パーセントと分かれば式の意味が理解できる。

 設定できる税率は、小数点以下第2位まで設定できる機種ならば、214.16を設定する。小数点以下第2位以上設定できる機種ならば設定できるだけ入力する。


 円の面積を計算するときは、半径×=税込と操作する。円周1メートルの直径は、1の後に税抜を押す。


 以前もこの話題を取り上げた。税率以外にもルート2の近似値を登録しておくと便利である。CASIOの廉価帯電卓はルートキーを省く傾向があるから、よく使う平方根の近似値は税率設定で記憶させておくと良い。