続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

昭和から平成を振り返る



 改元まで百日を切ったと言うことで、昭和(昭和62年)時代に発売されたSHARP初の漢字電子手帳PA-7000の予定に書き込んだ。
 この年は、CASIOからも漢字電子手帳DK-1000が発売されている。


 考えて見るとあれから32年たっている。このころ教育テレビでTRONを使った近未来の情報化社会を説明していた。今で言うスマートスピーカーの使い方も示されていた。


 昭和から平成にかけて普及していたコンピュータは、ファミコン。カセットが高価だったから、ディスクシステムドライブを買い、書き換えに行ったものである。


 ニューメディアと言われたビデオテックス(キャプテンシステム)の端末装置がお年玉年賀はがきの一等賞品に出た。100万台普及させると言っていたが、鳴かず飛ばず。端末装置が一番安いのは4万円台。通信料も166から始まる特番接続は、3分30円、夜間3分50円。プロバイダにダイアルアップすれば、市内または市外通信料に。端末装置の記録は専用感熱プリンタのみであった。のちにPC-9801用のソフトが出た。インターネットが普及した平成14年まで続いた。
 個人でページは作れず、ブロバイダに依頼してページいくらでページを作れたが、個人では手が出せなかった。通信料が今のように定額で、個人でもページを作れれば、今のようなネット環境が、もっと早く来たかも知れない。


 キャプテン端末装置。感熱プリンタを含め、平成4年にリサイクル・ショップで格安で購入し、使っていた。そのうち端末装置はPC-9801とキャプテン通信ソフトに変わり、Windows98PCを買い、インターネット契約するまで使った。


 数十年後、新元号からさらに次の元号になる頃は、どうなっているのだろうか。SF映画のような人工知能に支配された暗澹たる世界。それとも、人工知能を良き伴侶として生活を豊かにする明るい未来になるのか。それを選ぶのは我々の意識である。