正N角形を描画するプログラム
《プチコン3号》を使って、正N角形を描画しましょう。まずは、考え方から。
例えば、正六角形の場合、円周上に360度÷6を計算し、60度ごとに点を打ち、点と点の間に直線を引けばできあがり。真円だと、中心点からの半径はすべて同じですから、きれいな正六角形も描けます。あとは、60度ごとの座標計算を行い、中心点の座標位置を考慮に入れてプログラミングすれば完成です。
写真のソースは、最初に3を入れると三角形など、何角形でも描けるようにしています。6を入れるとこの通り、
正六角形が描画できました。
円周上の正N角形の求める角度ごとの座標に点を打ち、直線を引けば図形ができあがります。 真円を楕円にしても、図形を描画できます。
楕円の座標の考え方は以下の図に示します。
X軸の半径とY軸の半径を変えてあげれば、楕円が描けます。同じならば、真円になります。前回で使ったプログラムの、X軸とY軸の計算式内に半径Rを変えるように書き換えるだけです。
これは楕円の円弧状の座標に、45度ごとの座標に点を打ち、直線で結んだ正八角形。斜めから見た図などに使えます。これを工夫すると、立体図も作成できます。
※円・楕円の説明図にはコミック工房を使用いたしました。