続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

日曜日

日曜日
 冬のどんよりとした空。と言っても極端な寒さでもなく、天気予報に雪だるま印は今だ遠く。無理なく過ごそう。


 プログラミング教育必修が間もなく始まる。教える側の準備がまだ不足とのニュースを読んだ。英語教育の次はプログラミング。教える内容も増えて先生の激務が増える。論理的思考の醸成よりプログラミング的思考がマス・メディアや教育産業の食いつきがいいのだろう。新しい教科ができるとそれに向けて教材づくりとお金がかかり、お金が回る。よく言えば経済ができ、悪く言えば利権となる。


 論理的思考だけならばわざわざPCを持ち出さなくとも紙と鉛筆それにコンパス三角定規と分度器と学用品の定番で十分できる。これに電卓が入れば完璧。ロボット制御ができないのではと言いたいと思うが、図画工作を併用して、モーター、車軸を制御するキットに、外装をつける。制御はパンチカードを応用したもの。オンオフ、時間、角度の情報を行程順にパンチして動かす。これもプログラミング的思考。しかし、PCやタブレットを媒介しないから、残念ながら不採用確実。


 役所が音頭を取ると、頓挫する事業も多々あると聞く。論理的をプログラミング的に言い換えた文部科学省の事業はどうだろうか。